November 11, 2010

中国進出にあたって注意したいこと(はじめに)

本日、平成22年11月11日付けの日経新聞朝刊に、「中小菓子30社共同で中国進出、販社・工場リスク分散狙う」、「中小の海外進出加速、大手頼み脱却目立つ」という記事が掲載されていました。国内市場の縮小を受けて、中小企業の海外進出が活発になってきている表れだと思います。ただ、海外からの撤退率は大企業が2.4%なのに対して、中小企業は3.6%と高くなっているのが現状です。

当事務所の方でも海外進出をする際の情報提供を行う必要性を痛感しています。進出時の調査不足・認識の甘さに起因する撤退は非常に残念なことですし、そういった失敗は極力抑えてもらいたいので、本日よりしばらくの間、「中国進出とその実態」をテーマに取り上げてみたいと思います。

尚、当事務所のクライアントの事例を出すわけにはいけませんので、このテーマで出てくる会社は当事務所と全く関係がなく、今まで営業をかけたこともない会社である事をお断りしておきます。中国で活動する中で感じた事、彼ら(中国人)の一般的な考え方などを合わせて書いていきたいと思います。