みのだ事務所 所長ブログ http://blog.minoda.biz/ ビジネスプラン、起業のネタになりそうなものから人事面、特に仕事をする上での部下や後輩の指導、教育についてのヒントになる考え方などをわかりやすくお伝えしたいと考えています。 ja-jp 2024-05-03T08:27:19+09:00 九州の地域活性化への取り組み(鹿児島県のケース) 1 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=212237 半沢直樹、すごい人気ですね。元銀行員の私としては、毎週大変興味深く見ています。巷では、倍返しだ、10倍返しだ、という言葉が話題になっていますが・・・、上司から倍返し・10倍返しを受ける事はあっても、部下からそれをやるのは不可能かと・・・それが銀行です。そういうことをやっていると、例外なく昇進できません。同期と差がつくことになり、結果辞めていきます。見ていると気持ちがいいんですが、これから銀行に入行される若い方々は、あくまでドラマの中の話と考え真似しないようにしたいものです。会社内で己を通したいのであれば、独立起業すべきですよ。(半沢直樹の場合は、本当に良い銀行を造って、融資先をはじめとしたお客様の幸せな生活を実現するという目標があるようですが・・・)さてさて、本題です。最近、ときどき思うこと・・・地方経済活性化のためには、特色ある地域性を加味した産品の開発が必要との認識から、また、地方は農林漁業が地域生産に占める比重が大きいこともあって、1次産品を加工する農商工連携や6次産業化が積極的に取り組まれました。B級グルメ商品の開発や観光とつなげる動きも見られました。しかしながら、現時点では他の振興策と同様に経済効果については疑問の残る状況になっているんじゃないかなぁと・・・今回、私の活動拠点である九州の状況を調べてみたいと考え、空いている時間に少しずつ調査・整理していきたいと考えています。目的は、農商工連携や6次産業化で作られた色々な商品の強みがどこにあるのか、その強みが消費者に受け入れられているのか、可能性として海外の消費者に受け入れられる余地はあるのか、という点について考察してみたいと思います。まずは、南の鹿児島県から、消費者目線に診断士的な根拠づけをするという手法で調査・分析を進めていきたいと考えています。第1回目である今月は、鹿児島方面で実施します。調査実施の日程は、9月中の2泊3日で、1.農商工連携・6次産業化で作られた商品の評価、2.特色ある宿泊施設へ宿泊し、その魅力はどの様なところにあるか、3.地元の人が購入するものでお土産に使えそうなもの、について記載していきたいと考えています。また、日程的な関係で、鹿児島市内は行かず、熊本から国道3号線を南下し、出水・阿久根・薩摩川内周辺と知覧(南九州市)・枕崎周辺について記載していきたいと考えています。調査内容について .. 2013-09-07T10:53:09+09:00 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=211580 おはようございます。昨日は、上海最終日で日曜日という事でヤボ用を済ましに延安西路へ、夕食は最近上海で格安火鍋で支持を集めている「しゃぶしゃぶ(XiaBu XiaBu)」へ。1人40元位で収まります、と話を聞いていたものの半信半疑。入店してメニューを見てみるとセットメニューが28元から30数元程度。セットの内容は、エビや牛肉、羊肉等から1品選び、それぞれに空芯菜・キャベツ・レタス・きくらげ・春雨・豆腐2切れ・小龍包1コ・カニカマ1切れ・人参1切れ・大根2切れ・麺or火鍋餃のセットが付くというもの。私は、エビセットに白菜、空芯菜(増量)、きのこセットにビールを注文。これで63元です。満腹で麺が食べれなかったので、セットを注文したら、追加オーダーなしでもいけそうです。店内はカウンター席があり、1人鍋をしている人も5〜6人いました。延安西路店は駅中立地なので、おひとり様の来店も多いのでしょうね。上海の会社の近くにある日月光広場店(B2F、地下鉄改札近く)は、オープンなスペースで店外からも中の様子がまる見えなのですが、そこにおひとり様が来店されると周りからガン見されていました。延安西路店は女性のおひとり様も半分位いました。カウンターは向かい合わせで座るタイプなのですが、以前、吉野家が女性客を取り込めないのは向かい合わせで座るカウンターが良くないと言われていたのを思い出しました。まぁ、女性の一人客を取り込めるかどうかはモノによるのでしょうね。福岡のラーメン店は、普通に女性の一人客がいますし・・・店員さんのサービスも良く、某日系飲食店に見習ってもらいたいと感じました。日系飲食店全般と比べると、おもてなしも比較にならないくらい良かったです。お店のカードのセールスや汗だくになって食べてると、何も言っていないのに紙ナプキンをたくさん持ってきてくれました。(これができるのは、中国では珍しいです)一昨日の昆明では、きのこ鍋を食べたのですが、オーダー以外の要望を2つ以上言うと1つしか覚えていない。瓶ビールの栓を抜いてくれと3回言い続けて、ようやく3回目に抜いてくれた。追加オーダーしようとメニューを持ってきてくれと言っても2人に言わないと持ってきてくれなかった等々…こういったのが当たり前です。松茸が安いと聞いていたので、必ず行かないとと思い行ったのですが、松茸1皿268元…、写真を撮る間もなく .. 2013-07-22T06:45:00+09:00 無事、上海へ到着しました http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=211577 こんにちは、昨日は(というより、今日ですが・・・)、結局4時間遅れの到着でした。午前3時30分、虹橋空港を出てタクシーに乗り、空港傍のホテルへ。乗車拒否にも合わず、無事ホテルへチェックインできました。明日、日本へ帰ります。上海虹橋空港から乗ったタクシーの運転手さん、空港での客待ちのため、3時間待っていた様です。空港側から待機する様に申し付けられているのでしょうね。乗ってきた飛行機は乗客が少なくガラガラ。バンコクへ行った時もそうだったんですよね。搭乗した時はエアコンが切ってあり、熱いし。機内食は露骨にコストカットした様子がうかがえるし・・・中国東方航空、大丈夫か?何にせよ、今回も無事帰れてよかったです。 2013-07-21T14:53:44+09:00 2013年7月の中国・タイ出張を終えての所感 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=211576 もうブログがあることを忘れてしまうくらい更新間隔があいてしまいましたが、中国・昆明長水国際空港で、上海行きの飛行機が3時間待ちとのことですので、7月出張の振り返りをしたいと思います。今月は、殆ど日本にいなかったのですが、新しい仕事の種まきができ、今後の展開が楽しみな内容でした。一方で、7月は上海経由での出張は避けた方が無難かな、と感じました。その理由は、飛行機の遅延が多いこと。7月は新卒社員の配属月間なので、それが関係しているとは思うのですが、今年も昨年も一昨年も頻繁に遅延していました。中国バブルまっさかりの時には、ほぼ毎回遅延していたのですが、最近は中国便=遅れるというイメージが無くなっていたところでした。まぁ、これがこの国では当たり前かもしれませんが・・・まず、7月7日から11日の上海経由タイへの出張ですが、行きの福岡→上海が出発地の武漢が天候不順で3時間遅れ、上海→バンコクで計器類の不具合で1時間の遅れ。浦東で打合せを入れていたのが大幅に遅れ、スワンナプームでは、予約していたタクシーが帰っていて空港にウロウロしている白タク斡旋人に声をかけて乗車、目的地に到着したのが朝5時でした。バンコク・スワンナプームへは本来、深夜12時くらいに着く予定でしたが、上海→バンコクで最初に予約していた飛行機の乗客が少ないのか、2回も振替にあった挙句の遅延でした。バンコクのタクシー会社への予約も二転三転するし、そりゃ帰るよな、という感じです。11日に帰国し、13日から佐賀から上海まで飛んだのですが、この時も1時間遅れ。そして今日、昆明から上海虹橋へ行く便も遅れています。というか、まだ来ていません。空港職員の話によると2時間半遅れで北京を飛び立ったそうです。7月の遅れ実績福岡→上海 遅れ 3時間バンコク→上海 遅れ 1時間バンコク→上海 平常上海→福岡 平常佐賀→上海 遅れ 1時間上海→昆明 平常昆明→上海 遅れ 3時間遅延率=4/7=57%昆明は、標高1,900メートル・・・空気が薄くて死にそうです。本来は、21:05発でした・・・ .. 2013-07-20T21:54:00+09:00 2013年の抱負 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=208519 あけましておめでとうございます。本日より仕事始めです。辰年の昨年は、世界的な経済危機が続いており、欧州の債務危機・米国の財政の崖の問題、日中間では尖閣国有化を表向きの問題とした対立の激化と問題が山積する外部環境の中で、どう行動していくかが問われた1年でした。個人的には、中国との対立激化が1番悩ましい問題でした。ただ、こればかりは考えても仕方がないので、引き続き外部環境を見ながら、どう行動していくか考えたいと思います。さて、今年は巳年。巳年の意味を調べますと、「食物に種子ができ始め、次の生命が作られる時期。」とのこと。当事務所の事業内容も色々と新しい取り組みをしていきたい事もあるので、積極的に種づくりをしていきたいと思います。本年もよろしくお願いします。 2013-01-04T11:27:00+09:00 上海での新規事業開拓のあしあと http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=198026 最近、ブログやホームページの表示速度が気にならなくなっていたのですが・・・今日、また重くなっています。2年ほど前に、このブログを置かせて頂いているサーバーが大規模な攻撃にあったらしく、その時も信じられないくらい表示速度が遅くなったのですが・・・今日もその時と同じくらい表示が遅くなっています。また、ドリームゲートのアドバイザーページでは、RSSを読み込んでブログタイトルを表示する様にしているのですが・・・文字化けしてるし。いっその事、ホームページスペースを引っ越した方がいいのかも知れません。さて、先月中旬に上海出張から帰ってきて、日本での業務もようやく落ち着いてきた所です。次は、少し余裕を持って10月に予定しています。それまでの間、中国事業の総括もしたいので、法人設立後の様々なエピソードについてつづって行きたいと思います。ただし、守秘義務がありますので、営業面での苦労話だけになりますが・・・更新頻度が少ないので誰も見ていないと思いますが、こっそり・ひっそり、やって行きたいと考えています。 2011-08-02T23:42:46+09:00 ビジネス中国語 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=197584 7/9〜7/15まで、上海出張でした。今回、短かったのは、7/15にチャレンジゲートのセミナー講師をしなければいけないから・・・短い出張期間でしたが、結構密にスケジュールが入っていました。今回、改めて思ったことは・・・中国語の会話力をビジネスレベルに引き上げなければ・・・ということでした。某大手メーカーに訪問した際の出来事、色々と意見や相談事を求められたのですが、中国人スタッフを間に挟んでのやり取り、先方は2人で1人は日本語ペラペラなのですが・・・やっぱり中国語でやり取り出来ないと様にならないです。当社の中国人スタッフにボソリとつぶやくと、「お願いします。」との返答が、きっと言いたくても言えなかったんだろうなと考えると、後に引けなくなってしまいました。日常会話では、とりあえず中国語で生活できるのですが、うーん、頑張ります。 2011-07-17T19:07:25+09:00 中国の春節、タイのソンクラーン http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=195628 日本は今日からゴールデンウィーク入りしましたが、私は5/1〜5/7まで上海へ出張の予定です。中国は労働節で4/30〜5/2がお休みなので、実質稼動は5/3からになりますが・・・帰国後は、5/7の15:30頃に福岡事務所に入り、翌週の打ち合わせをして帰宅する予定です。さて、タイではソンクラーン(タイ正月)も終わり、在タイ日系企業の生産も通常稼動に戻っているかと思います。最近では、アジア各国からタイへ生産を集約する動きもあり、タイで生産を行っている日系企業では高水準な稼働率の継続が今後も見込めることから、更なる投資を行うところも増えています。生産規模を増強するということは、ワーカーの確保も大きな課題になりますが、タイでも中国と同様に、ワーカーの確保が困難な状況が出てきているようです。タイも中国も感情型の人が多いので、仕事はベキ論ではなく、好き嫌い・楽しい楽しくないという視点で継続するかどうかを決める傾向があります。(中国では、お金も大きな要素です。)ソンクラーンはタイの正月、春節は中国の正月で、この時期は、両国ともに多くのワーカーが帰省します。両国とも、出身地に対する愛着が強いため、久しぶりに家族親戚と会うと正月明けにそれまで働いていた所に戻りたくないと言う感情も出てくるようです。新興国の経済発展に伴い、一次産品の価格が上がり、彼らが帰省する田舎では農家の収入も増加しています。中国では、内陸部の開発に伴い沿岸部でなくとも職が見つかるようになり、春節明けはワーカー達が戻ってこないといった状況が見られました。農業国のタイでも天然ゴムやパーム油をはじめとして、多くの農産物が値上がりしています。戻って工場で働くより、しばらくは田舎でのんびり農業でも手伝うか、と言うことになり、工場集積地では労働力不足に悩むことになります。タイの工場稼働率が高水準で推移することはしばらく継続する事が見込まれますが、ベースにあるのは新興国の経済成長です。この事は同時に一次産品価格の上昇をもたらしているため、ワーカー達にとって「実家の近くで農業の手伝いをして日銭を稼ぐ」という選択肢が存在することになり、工場でのワーカー不足は加速していく可能性もあります。モチベーション管理を中心とした人事管理・労務管理がより重要になります。 .. 2011-04-29T11:17:17+09:00 中国 義烏にて  その4 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=195485 皆様、こんにちはブログの更新も飛び飛びになり恐縮です。先の年末年始に視察をした義烏の話を延々としてきましたが、このシリーズも今回で最終回とさせていただきます。ここで紹介した話のほかにもまだまだ面白い話もあるのですが、日々の業務も時間に追われる状態で、読み手の方に読みやすい様にまとめるのも大変なので、ご興味のある方はお会いしたときにでもご質問ください。では、本題に入ります・・・・メイドインチャイナと言えば、粗悪品やコピー商品のイメージもあるかと思います。と同時に、最近は技術力もついてきたと言われる様にもなってきました。義烏を見て感じたことは・・・コピー商品・・・確かに多い粗悪品・・・製造品質が悪いのでしょうか、初期不良に該当する製品が多かったです。技術力・・・不具合のある製品の比率も高かったのですが、独創的な製品もありました。それで、先ずはコピー商品からCASIOならぬCADIOですか・・・CASHOなんてのもあります・・・これは、SONYのマネでしょうか?なかなかおもしろいな、と思ったのがコレ。磁気を活用して浮かせています。小物の展示なんかに良いのではないでしょうか?コスプレ衣装のお店もあります。1着36元から100着以上の注文が必要だそうです・・・写真には店番号が入っていますので、興味のある方は探してみて下さい。ただし、店員の態度はあまり良くないです。実際に買う人にはそんな事はないのでしょうが、冷やかし客は彼らも嫌いなのでしょうね。義烏、福田市場が一番大きいのですが、全部見て回るとしたら、とてもとても1日では足りません。泊まっていたホテルは2区の近くでしたが、4区を見て回っている時に5時近くになり一斉に店じまいを始めました。ホテルまで歩いて帰るには30分くらい、タクシーはつかまらないしどうしたら・・・と考えていると・・・写真のは後日3区付近で撮ったものですが、この乗り物でホテルまで10元で帰ることが出来ました。中国人はいい人も多いな、と改めて実感(この感想もいつまで持続するか分かりませんが・・・) .. 2011-04-24T14:19:58+09:00 中国 義烏にて  その3 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=192568  義烏の記事も公開が延び延びになって申し訳ありません。このシリーズは、次回で最終回にしたいと思います。再度行くことがあれば、記事を登投稿しますね。 中国から帰国した際は、「日本は暖かい」と感じたのですが、現地はとても寒く、しかもエアコンの元電源を誤って切ってしまうというミスを犯し、気づかずに就寝。朝目覚めると、見事に風邪をひいていました。 さて、最近は、中国に興味を持たれる方も増え、日本のお客様をご案内差し上げる機会もあるのですが、日本と中国の感覚の違いと言うか、ギャップに驚かれる方も多いように感じます。今回は、中国の実情を少しでも分かっていただければと思い、義鳥でのトラブルについて記載したいと思います。 今回滞在したホテルは、ctripで予約し、1泊が158元でした。初日、ぐっすり眠っていると・・・突然けたたましい音で目が覚めます。サイレン音と共に、大型車が動く音。荷物を搬入・搬出しているらしき音。そのときの時間、午前3時前・・・30分ほどで終わるのですが、それから30分位すると断続的にこの騒音が繰り返されます。午前5時半くらいには、他の宿泊客が廊下で大騒ぎをし始めて・・・義烏初日は殆ど寝れませんでした。 表を歩いて音のしていた場所を確認すると、そんなに大きな敷地ではないのですが、どこかの会社の配送センターがあります。毎日この音に安眠を妨害されると考えたら、たまりません。すぐさまフロントに引き返し、上の階の反対側の部屋に変えてくれるよう交渉。1泊プラス10元で変更してもらいました。ただ、部屋の壁が薄いのは中国では標準的らしく、隣の部屋でテレビを見ている音や誰かが隣に訪ねて来て鳴らした呼び鈴が自分の部屋のものが鳴っていると勘違いしたり、防音には全く配慮のないつくりです。夜中の騒音が気にならなかっただけマシですが・・・タクシーでのトラブル義烏では、知らない人同士がタクシーで相乗りしていることがあります。運転手さんも小遣いを稼ぎたいと言うのがあるのでしょうが、割と積極的に声掛けをしているようです。私はと言いますと、海外で知らない人とタクシーで同乗して何処かへ行くなどはありえないので、全て断っています。そんな感じなのですが、義烏最終日、ホテルの前から義烏駅に向かう時にトラブルが起こりました。駅で待つのが嫌だったので、前日に上海虹橋駅までの切符を買って、割とギリギリな時間に .. 2011-03-29T23:07:44+09:00 海外現地法人社員の日本での職場研修の実態 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=194797 中々ブログの更新が出来ずに反省しています。継続的にひとつの事を続けるのは難しいものですね。昨日、当事務所のパートナー企業の社長(タイ人)とランチミーティングを行いました。その際、彼が興味深い話をしておりましたので紹介します。現在、とある在タイ日系企業の工場から日本の関連会社工場へ3週間程度の予定で研修生が来ており、OJTを主体とした実務研修が行われているそうです。彼は、通訳として現地に常駐しているのですが、研修生たちの不満が沢山出ているとの事です。製造業では、コストダウンを実現するため生産現場を海外に移転する会社も増えています。そこでは、5Sを初めとした生産現場の管理手法が中々定着せず、対応に苦慮している企業も多いものです。海外現地法人の従業員に日本への研修旅行を実施するというのは、日本国内の5Sが定着している現場を経験してもらうことで、本当の5Sを理解し現地法人の生産現場へ広めてもらうためのリーダーとなって欲しいとの思いもあるものです。では、その企業では当の研修を受けている現地社員たちの反応はどうだったかと言うと・・・「タイでは散々5Sの事を言われていました。私たちはこの事については良く理解しています。なぜ今更5Sをやらなければいけないのでしょうか?」「私たちは選ばれて日本に来ました。最先端の技術・技能を学べると期待していたのに、5Sを中心とした研修なんて・・・がっかりです。」といった意見が多かったようです。新しいことにチャレンジしたい前向きな気持ちの裏返しだと思いますが、ワークプレイスラーニングという視点から見ると、あまり望ましくない状況のようです。こういった事は、タイだけでなく中国でも頻繁に起こっています。学んでもらうことの組み立てと参加者への意識付けが十分ではなかったのでしょうが・・・また、この様な不満が海外法人社員から出てきたときに、すぐに指導できる能力を持った通訳をあてるか、日本法人の管理者へ迅速な報告をあげさせることが必要になります。対応はすばやく行うことが必要になりますが、通訳が不満などを報告しないケースも多いようです。 .. 2011-03-27T23:31:43+09:00 チャレンジゲート九州 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=192622  今日は、日本酒を楽しむ会です。たわらや酒店のご主人がいつもおいしい日本酒を持ってきてくださるのですが、ここ最近楽しみなイベントの一つになっています。明日は福岡でアジアビックマーケットに参加しなければいけないので、あまり沢山飲めないのが残念ですが・・・ 今回は、義烏のレポートはお休みさせていただいて、チャレンジゲート九州のご案内をさせて下さい。 創業者を支援するドリームゲートというサイトがあるのですが、そこのアドバイザーさん達が持ち回りでセミナー講師をつとめるイベントになります。今年で2年目になるのですが、今までずっと福岡市で開催していました。九州内の色々な場所で開催したいな、と考えていたのですが、その方向性を確認するためにまずは北九州市でチャレンジゲートを開催することになりました。お近くの方、是非是非、ご参加ください。http://seminar.dreamgate.gr.jp/topics_detail7/id=78尚、当日は私も熊本から参加予定です。懇親会も参加します。よろしくお願いいたします。 2011-01-18T16:35:50+09:00 中国 義烏にて   その2 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=192183  お早うございます。この記事は、義烏にいる時に書いていたのですが、ネットへの接続状態が悪く、公開を断念しました。1/10に日本へ帰国し、現在は国内で通常業務を行っております。 12/30〜1/4まで6日間にわたり義鳥の見学をして来ました。上海へは、1/4の12:32の動車で移動しました。12/30と1/4は移動のため現地を見学できたのは実質4日間でしたが、今回感じたことは、中国企業も製品企画の段階では、色々と面白い製品を出しているということでした。現場の品質管理レベルが日本企業と比べると著しく低いので不良品率が高いのですが、このあたりは解消可能だと認識しています。それでは、今回の見学ツアーのまとめです。今回宿泊したホテルは、福田市場の2区のすぐそばにあるwei er dun Hotelです。こちらでは、1/2の夜に雪が降りました。下の写真はこの時撮影したものです。下の写真は、ホテル付近の写真です。福田市場の方へ向かうと、ちょうど四川館があるところ辺りに出ます。ここまで、徒歩2分です。義鳥の中を歩いてみると、非常に広い事が実感できます。1区から4区まですべて繋がっているのですが、端から端まで何も見ずにただ歩いていても、1時間以上かかります。1F〜4F、区によっては5Fもある様ですので、全部見たら1日では回りきれません。今回、実質3日で見て回ったのですが、とても全部は見切れませんでした。中を歩いていて、ちょっと変わった商品を扱っているところを紹介します。下の写真は、いわゆるミリタリーショップの卸売り店といったところでしょうか。双眼鏡やライトなどを売っている一角にありました。この後、何回か義烏の紹介記事を投稿したいと考えています。 .. 2011-01-16T15:24:45+09:00 中国 義烏にて   その1 http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=192142 明けましておめでとうございます。昨年は、新興国経済の強さが認識され、大企業を中心に現地への投資を推進する動きが見られました。一方で、中小企業はというと、まだまだ、「興味はあるけど、進出するのはちょっと・・・」と考えているところが多いように感じています。私は12月29日より中国入りしており、12/30〜1/4まで義烏に滞在しているのですが、上海からこちらに向かう動車は乗客が多いらしく、11:00位にチケットを購入して、実際に乗車できたのは、15:32に上海虹橋駅を出発する列車でした。30日はそのままホテルにチェックインして食事をとった後にすぐに就寝したのですが、31日に義烏市内の一般消費者向けショッピングゾーンを見てまわり、今、中国で話題の映画「譲子弾飛」を鑑賞しました。1/1は卸売業者向け商業エリアを見てまいりました。この後すぐに出かけるので、一旦ブログへの記載を終わらせていただきますが、この後は写真つきで現地の様子をレポートしたいと思います。 2011-01-02T12:12:24+09:00 中国進出にあたって注意したいこと(日系量販店に見る中国人気質) http://blog.minoda.biz//index.php?itemid=191276 今日の日経新聞に、「本部機能・人員アジアに」との記事が載っていました。何でも、アジアの新興国に駐在する駐在員も増加させる方向だとか・・・つい2年ほど前までは、九州においては中国への進出サポート業務は逆風でした。ここ1年くらいで、風向きが全く変わってきたと感じています。また、新興国へ進出している企業にとっては、つい最近まで、経営の現地化、現地の人をどうやって幹部社員に養成していくか、が一番大きな課題であったように感じます。現地幹部社員の養成という方向性には変化ありませんが、今回の日経新聞の記事は、現地に進出している企業が、均衡路線をベースとした経営戦略から、業容拡大を前提とした経営戦略へ移行している流れを表しているのではないでしょうか。そんな中で、本日ご紹介する事例は、日系の衣料品販売店でのお話です。この会社は、安価な商品ラインナップでSPAの業態を世に知らしめた程の企業で、中国においても業績が好調といわれています。まず、売り場の写真を4枚ほどご覧ください。いかがですか?この写真は、写真撮影のためにわざと服をぐちゃぐちゃにしたのではなく、実際の売り場で、この状態で1時間ほど放置されているのを確認して撮影したものです。撮影している時に、店長が「何をしているのですか?」と聞いてきたのですが、「どうして、こういった状態で放置されているのでしょうか?」と逆に質問したところ、何が悪いのか、良く分かっていない様子でした。売り場に陳列している商品は、きちんと折りたたんで置いてあるのが正常な状態ですよね。こういった汚い状態になっているのは、お買い上げいただくお客様に失礼ではないでしょうか?と確認したところようやく分かってくれたみたいで、頷いてくれました。ただ、それから行動に移る様子が見られなかったので、トレーナーは指導していないのですか?とさらに質問すると、それからワイヤレスマイクの店内放送でトレーナーを呼び、服務員へ陳列状態を直すように初めて指示をしていました。店長には、写真の4箇所がまずい状態だねと伝えたのですが、服務員が直したのは2箇所のみ。後は、売り場をブラブラと歩いている状態です・・・店員さんにとっては単なるイヤなオヤジとなった訳ですが、中国ではこの類の話はとても多いです。工場でも、整理・整頓・清潔・清掃・躾を定着させるのに大変苦労します。ある中国の大学教授の話によると、「 .. 2010-12-03T11:55:25+09:00