September 07, 2013
九州の地域活性化への取り組み(鹿児島県のケース) 1
半沢直樹、すごい人気ですね。元銀行員の私としては、毎週大変興味深く見ています。巷では、倍返しだ、10倍返しだ、という言葉が話題になっていますが・・・、上司から倍返し・10倍返しを受ける事はあっても、部下からそれをやるのは不可能かと・・・それが銀行です。そういうことをやっていると、例外なく昇進できません。同期と差がつくことになり、結果辞めていきます。見ていると気持ちがいいんですが、これから銀行に入行される若い方々は、あくまでドラマの中の話と考え真似しないようにしたいものです。会社内で己を通したいのであれば、独立起業すべきですよ。(半沢直樹の場合は、本当に良い銀行を造って、融資先をはじめとしたお客様の幸せな生活を実現するという目標があるようですが・・・)さてさて、本題です。最近、ときどき思うこと・・・地方経済活性化のためには、特色ある地域性を加味した産品の開発が必要との認識から、また、地方は農林漁業が地域生産に占める比重が大きいこともあって、1次産品を加工する農商工連携や6次産業化が積極的に取り組まれました。B級グルメ商品の開発や観光とつなげる動きも見られました。しかしながら、現時点では他の振興策と同様に経済効果については疑問の残る状況になっているんじゃないかなぁと・・・
今回、私の活動拠点である九州の状況を調べてみたいと考え、空いている時間に少しずつ調査・整理していきたいと考えています。目的は、農商工連携や6次産業化で作られた色々な商品の強みがどこにあるのか、その強みが消費者に受け入れられているのか、可能性として海外の消費者に受け入れられる余地はあるのか、という点について考察してみたいと思います。まずは、南の鹿児島県から、消費者目線に診断士的な根拠づけをするという手法で調査・分析を進めていきたいと考えています。
第1回目である今月は、鹿児島方面で実施します。調査実施の日程は、9月中の2泊3日で、1.農商工連携・6次産業化で作られた商品の評価、2.特色ある宿泊施設へ宿泊し、その魅力はどの様なところにあるか、3.地元の人が購入するものでお土産に使えそうなもの、について記載していきたいと考えています。また、日程的な関係で、鹿児島市内は行かず、熊本から国道3号線を南下し、出水・阿久根・薩摩川内周辺と知覧(南九州市)・枕崎周辺について記載していきたいと考えています。
調査内容については、適宜アップしていき、現地調査後に最終的な分析を行いたいと考えています。
10:53:09 |
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